先日、教育と探求社の宮地社長と土井美幸さんに素敵なご縁をいただき4日間ベトナムへ行ってきました
クエストキャリアというアクティブラーニングプログラムのお手伝いです
恥ずかしながら人生で初めての東南アジアでした
今回は、たった4日間でも十分すぎるくらいの濃密なベトナムライフを体験した僕の独断と偏見から、ベトナムについて書いてみました
ベトナムに到着
福岡国際空港からベトナムに飛び立った僕は、日本の気候に合わせてお気に入りのモコモコパーカーを着てドキドキ・ワクワクしながら到着を待ちわびていた(このパーカーは度々パジャマと呼ばれるが、僕にとっては一張羅だ)
飛行機内の隣の席は、恐らく中国かベトナムあたりの細マッチョの男
彼は本当に落ち着きがなく、前の席にもたれかかって眠るなどを繰り返し、前の席の人から反撃を食らっていた
細マッチョの驚いた顔を思い出すと、未だにほくそ笑んでしまう
そんなことはさておき、無事ベトナム ノイバイ国際空港に到着して一番最初に驚いたのが「気候」だった
ものすごく暑かった
どれくらいかというと、お気に入りのモコモコパーカーを脱いでしまうほど暑かった
もう一度言う、このモコモコパーカーは僕の一張羅だ
イベントを一緒にサポートする素敵なメンバーと合流し、濃密なベトナムライフが始まった
物価が安い
ベトナムの貨幣をご存知だろうか?ベトナムドンと言われる紙幣がメインに扱われている
このベトナムドンが、新参者の日本人にとってはクセ者だった
30000(さんまん)ドンと聞いて、日本円でいくらを想像するだろう?
恐らく、ベトナムに行ったことのない日本人なら皮物の財布が買えるくらいの金額だと想像するはずだ
しかし、実際はたったの約150円(2017/11 現在)
下二桁のゼロをとって、÷2をするとだいたい日本円に換算できる仕組みのようだ
単位もそうだが、町に溢れている食べ物の物価がとても安かった
僕は1万円換金したが、食費、移動費等含めても最終日の余りが約2,000円ほどあった(夕食を皆さんにご馳走になったのもあるが、それにしても安かった)
平均収入を抜きに考えて、シンプルに生活コストという面ではとても住みやすい地域のように感じた
独自の交通ルール
ベトナムでの一番の衝撃は、いわゆる交通ルールのようなものが存在しないということだった
歩道を走るバイクがいたり、交差点でも信号が機能していなかったり、とにかく無秩序だった
しかし、その無秩序の中にも秩序が存在していた
初日にメッセンジャーグループにこんなアナウンスが流れた
おわかりいただけるだろうか?
そう、生きるためには”気をつける”しかない
ちなみに、この試練は3回ほど横断を体験すれば、すんなり乗り越えることができた
日本に対する興味関心
今回のクエストキャリア in ハノイは、現地の学生たちがグループ毎に別れて日本企業のプレゼンを日本語で聴講し、それに対するプレゼンを2時間で作り上げ、日本語で5分間にまとめて発表するというものだった
僕はある企業の担当をして、そのグループの進行管理などを行なった
そこで驚いたのが、現地の学生たちの日本語レベルの高さと日本に対する興味関心の高さだった
もちろん、参加資格として日本語がある程度できることは必須条件だったが、日本語でプレゼンを聞いて、日本語の資料を読んで、日本語でプレゼンを作り上げて、発表まで持っていくというのはかなり大変なことだと思う
もし自分が英語で同じことをやれと言われたら、一日で2キロ痩せる
それくらい大変な内容だったと思う
にも関わらず、学生たちはプレゼンが終えた後にも積極的に、講師陣や僕を含めた運営スタッフに日本語で話しかけていた。なにかを吸収しようとしていた
ベトナムでの労働選択肢は狭く、なおかつ賃金も低いことが多いという
また、国外で働いてもその扱いはひどく、重労働・低賃金が当たり前だと聞いた
日本語を学ぶということは、そういった環境から抜け出したいという想いも関係しているのかもしれない
優しいタクシーの運ちゃん
最終日に空港へ向かう車中で、タクシーの運ちゃんとコミュニケーションをとってみた
向こうはベトナム語しか話せないし、僕は日本語と英語だけだ
ここで役立ったのが、グーグル翻訳
こちらが聞きたいことを打ち込めば、ベトナム語にして音声で発してくれる
Q. 運転は好きですか?
A. $%&'()0)(‘&%
・・・返事もベトナム語だったのを忘れていた。。
イエスかノーで答えてもらう戦法に変えてみた
Q. 空港まであと30分ほどで着きますか?イエスかノーで答えてください
A. $%&'()0=0)(‘
・・・イエスかノーで答えてくれよ。。
でも、必死に僕のアイフォンに向かって何回も返事をしてくれる様子は、とても親切で親しみを持てた
無事に空港について、運ちゃんとバイバイをした
ベトナムの印象が180度変わった
小学校の時に教えてもらったベトナムのイメージは「貧困・飢餓」だった
でも、少なくとも今回の訪問では全くそのイメージは持たなかった
もちろん、日本の清潔さや真面目さが好きな僕にとっては、ここオカシクない?と思うところも多々あったけど、「郷に入れば郷に従え」。
それもひっくるめて、ベトナムの良さなんだと実感した
個人的には、カニ・エビアレルギーを克服したいと心底思った4日間だった
主食はエビ?というくらい、飲食店はエビ料理のゴリ押しだった
普段とは違う視点から日本を見れた良い機会でした、客観的に物事を見ることが大事だと改めて感じるベトナム旅でしたとさ
終
今回ご縁をいただいた皆さま、大変お世話になりました!
ありがとうございました!!
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