鹿児島ではまだまだ夏場に牡蠣を食べる文化が浸透していません。

そんな中、鹿児島で第一人者として岩牡蠣養殖を開始した錦盛丸水産の水永一朗さん。

水永さんの岩牡蠣は、シェフツアー参加者の一流料理人からも、特に高評価を得ています。しかし、岩牡蠣の美味しい時期は、通常6月〜8月頃まで。それも放卵をしてしまうと、2〜3年かけて育てた岩牡蠣の味と価値がガクンと下がってしまいます。

生産過程での管理はもちろんのこと、出荷と営業のタイミングが命です。

それでも、この期間にピンポイントで長島町に訪問できる方は少なく、ほとんどの参加者に対して口頭説明だけで終わっていました。

さらに、岩牡蠣の解体作業は文字通り岩の様な塊を、工具を用いてひとつずつ丁寧に解体していく必要があります。時間がかかる上に、力の入れ加減や打ちどころが悪いと、せっかくの岩牡蠣が割れてしまい売り物になりません。

これらの管理をしながら、まだ見ぬお客様に新規営業をかけていくのは人員、時間的にも非常に厳しい課題があります。

そこで、販路開拓の可能性(人脈)を持つ第三者が、生産現場を体験したストーリーと共に情報発信することで、新たな変化を生むと考え、実行してみました。

早速、5月19日(金)午前中に、水永さんの岩牡蠣出荷作業を手伝いながら、その風景をフェイスブックに投稿し、出荷体制が整ったことを発信。

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その投稿にかけた時間はわずか1分です。

すると、投稿を見た東京や神戸の一流料理人や福島の仕入れ担当者など、1週間で約10名から個人的にお問い合わせをいただきました。そして、注文してくださった料理人が、SNSで更なる情報発信をしてくれることによる、新たな宣伝効果が生まれました。

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1分で10名です。数百個の販売数増加と商品認知向上が見込めます。

今回のポイントを整理してみました。()内は長島町に当てはめた場合です。

  1. ターゲットへの事前案内(シェフツアー)

この時期に、こういう食材があると前々からしつこく宣伝しておくこと

  1. 独り歩きできる品質の商品(岩牡蠣)

真面目な生産者さんとそれに伴う品質を持つ商品であること

  1. 人脈を持つ外部の人材(太田)

何をしている人物か日頃から情報発信し、情報受取先(僕の場合は、主に料理人、バイヤー)に、利用価値がある奴だと思ってもらうこと

  1. 発信&提案すること(生産者&太田)

3の人材経由、又は、生産者が3を活用して直接その食材の情報発信又は提案すること

 

これらのポイントがうまく噛み合った時に、今回の様な新たな変化が生まれるのだと思います。

今やSNSは立派な営業ツールです。

手を洗う必要があり、予約の機会損失を生む電話を嫌う飲食店関係者には、SNS経由での連絡が好まれます。(それなりの関係を築いてからのお話ですが、、、)

たった1分、その時間を惜しまず、常に情報発信することが大事なのではないでしょうか。

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