喰いこめかごんま
8月1日(水)「 喰いこめかごんま」(以下、くいかご)を開催した。
お世辞にもアクセスが良いとは言えない鹿児島の出水に、東京、京都、鹿児島から参加者が集まった。
コースすべてに鹿児島の食材を使用。ペアリングは焼酎。
鹿児島の作り手、料理人、学生、東京の料理人らがチームとなり、約4時間の凝縮された時間をお届けした。
結果
コンセプトである「鹿児島を食べる、鹿児島にコミットする、鹿児島にくいこむ」のすべてのフェーズを達成することができた。
参加者だけでなく、取材記者の方にも我々の想いが届いた。
消費される生産者
地域と料理人の食のコラボイベントは、一方の自己満足で終わるケースが多い。やり逃げだ。(長島では無い)
補助金や予算を使い、予算消化のためにメディア受けする料理人(フードコーディネーター等)を起用する。
報酬は弾む。無論、断る人は少ない。
数日産地をめぐり、あたかも生産者と心通わせてますアピールをする写真を撮り、フライヤーやサイトに掲載してイベントを実施する。
それが悪いわけではない。
問題なのは、その後、生産者にメリットが生まれているのかということだ。
ここで言うメリットは収益の話だけではない。
人脈、知識の交換が生まれているのか。
くいかご以前から僕の頭の中にリピートされていた。
「生産者は消費されている」
つづく
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